今さらながら郵政民営化について
2008年10月3日突然だけれど、私は郵政民営化については大賛成だった。
だからあの時はそれだけの理由で小泉さんを支持した。
その理由は全国特定郵便局局長の組織。
つまり、街の郵便局の局長さんによる組織があるのだけれど、これは完全に自民党の票集めのための組織なのである。
街の郵便局の局長は世襲制であったのだけれど、後継ぎの人がいない場合などは、一般の郵便局員の中から、年齢や役職などが考慮され、ちょっとした雇われ局長みたいな感じになるのだけれど、私の父がその制度で特定局の局長になった。
そしたら、そのとたん、今までアンチ自民だった私の父が半ば強制的ながら自民党の党員になったのだ。
そればかりか、母、私、私の夫、弟、叔父、叔母、いとこ、などなど、一族郎党党員として登録されてしまった。登録するには何千円かのお金を払うのだけれど、それは父がすべて払った。
もちろん、実際の選挙で誰に入れるかは自由なので、一度も自民に入れたことはないのだけれど、確認の電話がくれば私も、「自民にいれますよ」といわなければならなかった。
選挙の時には、その組織は強力な票集めの集団になる。
でも、郵便局長が自ら表だって自民のための選挙運動をするわけにはいかないので、運動は、各局長の婦人(うちの場合は母)が中心となって担うのである。
選挙前には運動の内容を打ち合わせるための婦人会がある。
母は、その時、ガンの手術で入院していたのに、外出許可をとってまで、その婦人会に出席しなければならなかった。
職業や役職によって、本人はもちろん、家族も親戚も支持すべき政党を強制されるなんて、おかしくないですか。
絶対に絶対におかしいと思っていたのだけれど、父の立場もあるので、当時私は何もすることはできなかった。
だから、郵政民営化が実現されたら、こんなことはもしかしたらなくなるのもしれないと思って小泉さんを支持した。
今でも、自民党や旧郵政職員のなかに、特定郵便局局長会を正式に復活させる話があるらしいし、今は父も完全にリタイアしているので詳しくは分からないけれど、郵政解体後も実質、局長会はあまり変わっていないんだろうな、と思う。
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だからあの時はそれだけの理由で小泉さんを支持した。
その理由は全国特定郵便局局長の組織。
つまり、街の郵便局の局長さんによる組織があるのだけれど、これは完全に自民党の票集めのための組織なのである。
街の郵便局の局長は世襲制であったのだけれど、後継ぎの人がいない場合などは、一般の郵便局員の中から、年齢や役職などが考慮され、ちょっとした雇われ局長みたいな感じになるのだけれど、私の父がその制度で特定局の局長になった。
そしたら、そのとたん、今までアンチ自民だった私の父が半ば強制的ながら自民党の党員になったのだ。
そればかりか、母、私、私の夫、弟、叔父、叔母、いとこ、などなど、一族郎党党員として登録されてしまった。登録するには何千円かのお金を払うのだけれど、それは父がすべて払った。
もちろん、実際の選挙で誰に入れるかは自由なので、一度も自民に入れたことはないのだけれど、確認の電話がくれば私も、「自民にいれますよ」といわなければならなかった。
選挙の時には、その組織は強力な票集めの集団になる。
でも、郵便局長が自ら表だって自民のための選挙運動をするわけにはいかないので、運動は、各局長の婦人(うちの場合は母)が中心となって担うのである。
選挙前には運動の内容を打ち合わせるための婦人会がある。
母は、その時、ガンの手術で入院していたのに、外出許可をとってまで、その婦人会に出席しなければならなかった。
職業や役職によって、本人はもちろん、家族も親戚も支持すべき政党を強制されるなんて、おかしくないですか。
絶対に絶対におかしいと思っていたのだけれど、父の立場もあるので、当時私は何もすることはできなかった。
だから、郵政民営化が実現されたら、こんなことはもしかしたらなくなるのもしれないと思って小泉さんを支持した。
今でも、自民党や旧郵政職員のなかに、特定郵便局局長会を正式に復活させる話があるらしいし、今は父も完全にリタイアしているので詳しくは分からないけれど、郵政解体後も実質、局長会はあまり変わっていないんだろうな、と思う。
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